好きで結婚しても何かの理由で愛が冷めてしまうことがあります。
そんな時、あなたならスッキリと離婚をしてしまいますか?それとも・・・。
今は、愛情が全くなくなっても離婚しないで仮面夫婦を貫く人が増えているといいます。
表面上は円満な夫婦を演じていますが、家に帰れば二人の間には冷たい風が吹いているのです。
そんな生活は少しも幸せではないでしょうが、
それでも離婚しないで仮面夫婦を演じているのにはワケがあるようです。
あなたがもし今離婚をするか、このまま仮面夫婦を続けていくか悩んでいるのでしたら、
この記事が参考になれば幸せです。
仮面夫婦の修復のための対策
仮面夫婦となってしまった原因はお互いに理解が足りなかったせいではないでしょうか。
事の初めがどんな理由であったにせよ、夫婦の会話が少なすぎたのではないかと推測します。
それゆえ、互いに疑い誤解しあってさらに夫婦関係を難しいものにしてしまっているのです。
仮面夫婦を修復したいのならば、まずは互いによく話し合ってみることです。
納得のいくまでとことん話し合います。
旦那さんの浮気を疑ったのが仮面夫婦の原因だとしても、
それは根も葉もない噂話から出てきたものだったかもしれません。
何か不満に思っていたことが単なる言葉の行き違いだったかもしれません。
些細なことから夫婦のボタンをかけ違わないように、
話し合いで修正することも仮面夫婦の修復の対策の第一歩ではないでしょうか。
互いによく話し合って心を通じさせることができれば仮面夫婦を修復させる第一歩なのです。
離婚しない仮面夫婦の理由5選
仮面夫婦となってしまう夫婦の理由にはいろいろあると思いますが、
その代表的なものを挙げていきましょう。
世間体が気になる
離婚するとやはり世間体が気になります。
職場やご近所の反応や、子供がいればその子供の学校にも影響します。
そんなことで悩んでいるうちに離婚できなくなってしまったという人が多いようです。
この傾向は、社会的に高い地位を持っている人や固い職場に身を置いている人ほど高いと言えます。
子供のために
世間体が気になるにも通じるところがあるかもしれませんが、
子供のためというのもかなり多いですね。
片親になったら子供が可哀想だからとか、
シングルマザーになったら子供を十分に養育できないといった不安もあるようです。
そのため、子供が大きくなるまで仮面夫婦で我慢しようということになるようです。
経済的な理由
専業主婦だと、経済的に自立する術がありません。
夫から十分な生活費を送られるわけでもないし、
それまで専業主婦だった人がいきなり職を見つけるのも大変です。
愛情がなくなったからといってすぐに離婚というのはなかなか難しいようです。
手続きが面倒
浮気が原因ですっかり信頼関係をなくしてしまい離婚したいと思っても、
手続きがかなり面倒です。
互いに離婚したいと思って離婚届に判を押してしまえば簡単に離婚は成立しますが、
実際には、調停や裁判、浮気が原因ならばその証拠を集めたり、
子供の親権問題や養育費を決めたりと離婚のためには様々な問題をクリアしなければいけません。
離婚するには相当の体力がいると良く言われますが、
それが面倒で仮面夫婦になってしまう夫婦もいるのです。
どうでも良い
初めからお互いに関心がなく、どうでも良いと思っている夫婦です。
最悪な夫婦ですが、親の決めた結婚で愛情もなく結婚したり、結婚するつもりがなかったけれど、
できちゃった結婚で仕方がなく結婚したという人もいるようですね。
そんな夫婦は初めからうまくいくはずもありません。仮面夫婦になるのも当然といった夫婦ですね。
他にも様々な理由で仮面夫婦となっていく夫婦がいます。
表向きは仲良し夫婦でもすきま風がピューピュー吹いている夫婦は
真冬のように冷たい暮らしをしているのでしょう。
家庭内別居の仮面夫婦が増えるワケ
こんな風に様々な理由で家庭内別居が増えているといいます。
一つ屋根の下で暮らしているにも関わらず、食事も別なら寝室も別々で、
互いにただの同居人という感じになっているのです。
離婚するには結婚する以上のパワーが必要だとされますが、
それだけの体力を使いたくない人が多いのでしょう。
離婚したい気持ちをじっと抑えて家庭内別居をするワケは子供のためと言っていますが、
結局は自分のためかもしれません。
シングルマザーになって子供と二人で暮らしていく自信がないから
家庭内別居を選んでいるとも言えます。
また、夫は世間体のために妻の家庭内別居を許しているということもあります。
言ってみれば夫婦二人の打算で家庭内別居は増えていくのです。
お互いに楽な道を歩いているのですね。
そんな気持ちが家庭内別居を増加させる要因なのでしょう。
離婚よりも楽な生活を選んだつもりの家庭内別居ですが、
精神的に苦しい生活であることは間違いなさそうです。
子供のためにという理由で家庭内別居をしているのなら、
真に子供のために家庭不和をなるべく早く解消するべきですね。
まとめ
現代では、愛が冷めた夫婦がたどる道は離婚よりも家庭内別居だといいます。
家庭の中ではすっかり愛情のなくなった 夫婦が、
世間体をはばかって外では仲の良い夫婦を演じます。
子供の学校行事でも夫婦で参加して仲の良さをアピールするので、
他人には全くわからないようです。
しかし、子供の目はごまかせません。
子供のために良かれと思ってした仮面夫婦が、実は子供の心に暗い影を落としていくのです。
本当に子供のことを思うのならば仮面夫婦をやめて、
修復の道を探るのが一番良い方法なのではないでしょうか。