ハロウィンやクリスマスなど
外国の文化を日本でもお祝いすることが多くなりましたね。
海外の様々なイベントや風習が日本でも受け入れられ、
定番の行事として浸透しつつあります。
そこまで派手にお祝いはしたくないけど、
みんなと気分だけは共有したいとお考えの方には、
グリーティングカードがおすすめです。
グリーティングカードは知っているけど、
どうやって送るの?普通の手紙と何が違うの?
などといった疑問をお持ちの方々に、
グリーティングカードの種類や、送り方についてご説明させて頂きます。
グリーティングカードの郵便料金は
日本では、年賀状や暑中見舞いなどで手紙を送る文化があります。
子供の頃、夏休みや冬休みの長期休暇で会えない友人や
先生に送った方もいらっしゃるでしょう。
しかし、大人になるにつれ
それらの郵便を送る機会も減ったのではないでしょうか。
そんな中、今回注目したいのがグリーティングカードです。
グリーティングカードとは、
新年や、クリスマス、誕生日などのイベントに合わせて、
親しい友人・家族・恋人との間で交わすカードのことをいいます。
グリーティングカードは、お祝いの言葉や
日頃の感謝などを表すのに、ぴったりのツールです。
グリーティングカードを国内にいる相手に送る場合、
定形郵便物として扱われることが多いです。
定形郵便物は、長さ23.5cm、幅12cm、厚さ1cm、
重さ50グラム以内の郵便物が対象となります。
料金は25グラム以内であれば82円、
それ以上だと92円で送付可能です。
日本で販売されているメッセージカードで送るのであれば、
郵送料金は100円以内に納めることが可能でしょう。
このように、グリーティングカードは安価なため、
子供でも気軽に送ることができます。
お孫さんから、離れて暮らしているおじいちゃん、
おばあちゃん宛てに送ってあげれば、喜んでもらえること間違いなしです。
海外の友達にグリーティングカードを国際郵便で送る場合
グリーティングカードは郵便局から外国にも送ることができます。
日本郵便によると、海外にグリーティングカードとして送る場合、
慶弔用カードであれば重さが25グラム以内で、
長さ(最大60cmまで)+幅+厚さ=90cm以内、
重さ25グラム以内の密封された郵便物であれば
グリーティングカードとして扱われ送ることができます。
地域によって料金か変わりますが、90~130円で送ることができます。
少し費用はかかってしまいますが、
オプションサービスとして確実に郵便物を届ける書留や、
相手が受け取ったことを通知する受取通知をつけることも可能です。
しかし、郵便が送れない地域もありますので確認が必要です。
さらに日本とは違い、
いつ相手のもとに郵便が到着するのかは明言できません。
イベントに合わせて送る場合は、早めに送るように準備しましょう。
送れるかどうか、配送の目安や遅延情報について
日本郵便のホームページに情報が掲載されていますので、確認しておきましょう。
海外では文面よりも、カードのデザインが重視されるため、
さまざまなシチュエーションにそったカードが販売されています。
日本でも海外のメッセージカードが取り扱われているお店も多く
、おしゃれなものからユニークなものまで、
どれにしようか悩んでしまうほどです。
日本人の感覚だと、長文を書いてしまいがちですよね。
実際、私も近況報告などを含めてしまうため
長文になってしまいますが、それもひとつの味わいでないかと思います。
日本の文化として、
日本のお正月の時期に年賀状風のグリーティングカードを
送ってみるのもいいでしょう。
メッセージカードも
和風な日本らしいものもあるので、外国の方には喜ばれそうですね。
グリーティングカードに小物を添えられる?
グリーティングカードはメッセージだけでなく、
小物を添えることも可能です。
しかし、大きさや重さによって料金が変わります。
国内にいる方宛てに小物を付けて送付する場合、
定形郵便物の範囲を超えてしまうと定形外郵便物として扱われます。
長さ34cm、幅25cm、厚さ3cm、重さ1キロ以内であれば
規格内であり、長さ(最大60cmまで)+幅+厚さ=90cm以内、
重さ4キロ以内だと規格外として扱われます。
海外に小物付きで送付する場合は、
グリーティングカードの郵便料金が適用されず、
国際郵便の定型郵便物か定形外郵便物のどちらかで送付可能です。
定型郵便物の場合は、長辺14~23.5cm、短辺9~12cm、
厚さ1cm、重さ50グラムまでのものが対象です。
定形外郵便物は最長辺60cm以内、長さ+幅+高さ=90cm以内、
重さ2キロまでが対象となります。
しかし、大きさが定形郵便物の範囲であっても、
50グラムより重い郵便物は
すべて定形外郵便物となるので注意が必要です。
そして、小物などの物品を同封して送る際は、
郵便局でもらえる税関告知書という用紙を
貼付する必要があるので、忘れずに用意しましょう。
まとめ
本屋さんや雑貨屋さんに行くと、
様々なグリーティングカードや
メッセージカードが取り揃えられています。
デザインやイラストが凝っているものばかりで、
送り先だけ書けばすぐにでも送れるものばかりです。
ですが、一言でもメッセージを書いてあげることで、
もらった相手にも喜んでもらえるでしょう。
友人が海外で仕事をしていた時、
私宛てに何度かグリーティングカードを送ってくれました。
突然外国から郵便が届いたときは、
びっくりすると同時にとても嬉しかったのを覚えています。
海外などの遠方にいる知人に限らず、
普段お世話になっている身近な方々に送ってみましょう。
今は、メールやSNSでのメッセージの
やり取りで時間をかけることなく
用件を伝えられる便利な世の中になりました。
郵便は送るのにも受け取るにも時間と手間がかかり、
原始的に思えてしまうかもしれません。
しかし、手紙と送るという一手間をかけるだけで、
相手に受け取ることのうれしさや、
送り手の想いがきちんと伝わるはずです。
この機会に、日頃の感謝の気持ちとともに
グリーティングカードを送ってみましょう。