子どもを育てるのに有難いものと言えば児童手当。
これがあるのとないのでは、だいぶ違ってきます。
それくらい子どもってお金がかかるんですよね。
でもこの児童手当もらうのにもちゃんとした手続きが必要。
申請や手続きができていないと児童手当がもらえないってことも…
そんなことにならないように今回は児童手当についてお伝えします。
ママさんは必見ですよ!
共働きの場合の児童手当の所得の計算は
共働き家庭が増えていますが、共働き家庭だった場合の児童手当ってどうなるのか。
気になるところですよね。
児童手当の所得計算方法を見ていきましょう。
まずは、共働きの場合所得が高い方で計算していきます。
給与所得控除を引いた分のお金から定められている
控除額8万円を引くと言うのが計算式になります。
あとは、表があるのでそれに当てはめて見ていくという形になります。
共働きだからと言って夫婦2人の収入を合わせて計算するんじゃないんですね。
収入所得の多い方で計算していくのを忘れないようにしておきましょう。
あとは、お子さんの人数でも変動してくるので注意が必要です。
平成24年度から児童手当も所得制限がかかるようになったので、
つい最近法の改定があったんですね。
たしかに、所得が多いなら児童手当全額分はあまり必要ないですよね。
でも、所得制限がかかるからと言って完全にもらえないってわけじゃないですよ。
支給はされますが、支給額が少し低くなるだけですね。
自分で計算するのもありですが、
もし難しいなと言う場合は役所に行って相談することをおすすめします。
これであってるのかな?と
モヤモヤするよりも、こうですよって言われた方がスッキリですよね。
自分の家庭が所得制限がかかるのかを、まずはチェックしてみてくださいね。
所得制限に引っかかったら児童手当はもらえない?
表を見ながら計算していくのは、大丈夫そうですね。
表を見るのが苦手な人は、役所に行って聞いた方がいいでしょう。
上でもちょっと触れましたが、
所得制限に引っかかった場合は児童手当がもらえるのか?
答えはもらえます!
特例給付という形で5,000円の支給がされます。
なので手当はもらえるので安心してくださいね。
額が少し減る形とはなりますがもらえるのはありがたいです。
あとは児童手当と違って子どもの人数や年齢に限らず、一律としてもらえる形になります。
児童手当だと子どもの人数と子どもの年齢によって額が違うんですね。
- 0〜3歳未満だと15,000円
- 3歳〜小学生だと10,000円
- 中学生だと10,000円
となっています。
こう見ると、金額の差がだいぶありますよね。
金額は少ないとは言え、一律で変わらずな額なのは安心ですよね。
手当が少しでももらえるだけでも十分ありがたいです。
ただ所得制限がギリギリになって焦って申請をしないように
前もって申請するか気になるのであれば、役所に直接連絡してみてくださいね。
そこだけは注意しておきましょう。
児童手当の所得制限は扶養人数でも変わる
所得制限がかかっていても特例給付で支給されるのは嬉しいですよね。
あとは、この児童手当の所得制限は扶養人数でも変わってきます。
どういうことかというと、
扶養人数が多ければ多いほど所得制限の額が大きくなるということです。
例えば扶養人数が1人なら所得限度額が660万円、
扶養人数が4人であれば所得限度額は774万円になるんですね。
子どもってお金がどうしてもかかるので、
限度額を扶養人数によって変えないと生活がきつくなってしまうからなんでしょう。
そこら辺もちゃんと配慮して限度額を決めているんですね。
ちなみにこの扶養人数は、今年度の人数ではありません。
前年度の人数になるので気をつけましょう。
前年度のいつまでのなのかというと、12月31日までの人数になります。
赤ちゃんが生まれたりすると扶養人数が増えたのにどうして?
ってなることもあるので前年度までなんだと頭に入れておくようにしておきましょう。
まずは、自分が所得制限にかかるのかどうかチェックすることが大切。
扶養人数もふまえてどうなのかをしっかり見ていきましょう。
まとめ
どうでしたか?
児童手当ってなると言葉が難しくてよくわからないっていう人も多いです。
特に、共働きの場合はもらえるのかさえわからなかったり。
合算しての所得なのかって思ってる人もいるでしょう。
まずは、
- 夫婦どちらか収入が多い方が基準になるということ
- 扶養人数によっても制限額か変わるということ
- 制限額を超えても支給はあるということ
この3つを抑えておくだけでも知識的に深まるでしょう。
こういう知識がないと急に制限がかかってもらえないってなった時、
焦ってしまってよくわからない!ってなりかねません。
気持ちの余裕を持つためにも、ここは抑えておきましょうね。