結婚前の付き合っていた頃は、
彼との会話が楽しくて楽しくて仕方なかった人でも、
結婚して数年も経つと、夫婦の会話が全くなくなってしまう、
なんてこともあるでしょう。
基本的に毎日毎日顔を合わせることになるので、
そりゃ会話のネタがなくなってしまってもおかしくありません。
しかし全く会話がない夫婦の離婚率は高い!
という統計も出ているようです。
そんな危険な夫婦にならないために、
今すぐできる対策を調べてみました。
会話のない夫婦のための話のネタ5選!
何年も毎日顔を合わせていると会話のネタもなくなるとはいえ、
話のネタはそこらじゅうに転がっていたりもします。
特にオススメなネタ5選を紹介します。
子どもの話
ある会社の調査によると夫婦の話題で一番盛り上がるネタは、
子どものことのようです。
子どもは夫婦の共通事項ですし、一番ネタにしやすいのではないでしょうか。
子どもの話から派生して、次の休日の予定、レジャーの話など
様々な話題に広がっていきます。
ほんの十数年で終わってしまう育児期間を、
お互い違う視点で見つつ、それを共有し合いたいですね。
仕事の話
仕事中に起こった嬉しいこと、悲しいこと…
いろいろありますよね。
ぜひそれを夫婦で共有してください。
嬉しかったことは一緒に喜び、辛かったことはグチを聞いて慰めて。
そんな会話を共有することにより、
「この人は家族のために、
こんなに頑張って働いてくれているんだな」と、
感謝の気持ちも生まれてきます。
人によっては「仕事のことは家庭に持ち込まない!」
という人もいるかもしれません。
しかしたとえば仕事でイヤなことがあった場合でも、
そのイライラを全く家庭には持ち帰らないということは、
確実にできるでしょうか?
仕事から帰ってきて、相手がいつもよりも不機嫌だなと思っても、
何があったか話してくれないと、フォローのしようもありません。
会話を通じて、相手を思いやる気持ちを大切にしたいですね。
ペットの話
その愛くるしい姿に癒されることも多いペット。
ペットはもう家族一員=自分たちの子どもも同然!
という家庭が多いのではないでしょうか。
ペットの可愛い姿を写真に撮って見せ合いっこする。
それだけでも会話が弾むのではないでしょうか。
しかしペットといっても、
住宅事情やアレルギーにより、犬や猫などは飼えないという方もいます。
そういった場合は、水槽で金魚や熱帯魚を飼うだけでも十分です。
ペットとは少し違いますが、我が家では観葉植物を飾ったり、
ガーデニングを始めたところ、植物の日々の成長を見ているだけで、
どんどん会話が増えていきました。
夫婦の「やりたいこと」の話
子どもの話の部分でも少し触れましたが、
お互いの「やりたいこと」について話すのも楽しいものです。
「次の休日は○○へショッピングへ行きたいな」
「じゃあ途中で××でランチを食べようか」など、
楽しい予定を夫婦で話し合うのは本当に幸せな時間です。
趣味の話
夫婦で共通の趣味がある場合は、一緒にその趣味を楽しむことで、
そこから簡単に話を広げることができます。
共通の趣味がない場合でも、個人の趣味はそれはそれでおいといて、
何かお互いに新しい共通の趣味を探してみるのも、
夫婦の会話のきっかけになります。
さて会話のネタを5つご紹介しました。
ちなみに私たち夫婦は、
寝てるときとお互いが何かに集中しているとき以外は、
ずっと何か会話をしている、
といっても過言ではないくらい会話の時間がとても多いです。
どんな話をしているのか思い返してみると、
やはり上記5つのネタが多いですね。
中でも多いのは、仕事の話と趣味の話ではないでしょうか。
面白い話は1人で楽しむよりも2人で共有して楽しむほうがより楽しめるし、
辛い話やグチは誰かに聞いてもらうだけで、
少しスッキリしたりもしますしね。
共通の趣味で夫婦の世界を広げる
先程も少し上述しましたが夫婦で共通の趣味を持つことは、
夫婦関係を円満に保つのにものすごく役に立ちます。
趣味がどんなものであれ、
その趣味をするための事前準備でも会話は生まれますし、
趣味を行っているときでも、自然と会話は増えます。
その趣味を通じて出会いがあった場合は、
趣味そのものに関する話題だけでなく、
趣味で知り合った友人たちに関連する話も、
夫婦の共通の話題となるでしょう。
もし夫婦の共通の趣味がない場合は、
2人で新しく趣味を見つけてみてはいかがでしょうか。
どんなことに興味があるかお互い話し合い、
それならあれはどうだろ、これはどうかなと、何か共通の趣味を探すだけでも、
十分会話は生まれます。
そしていざその趣味を始めるためには何が必要なのか、
どれくらいの時間を要するのかなど、
どんどんどんどん会話が増えていきます。
そして趣味を楽しみ、その感想を伝え合うことでも会話は増えていきます。
会話が増えるだけでなく、新しい趣味を見つけることによって、
今まで自分たちの知らなかった新しい世界を発見したり、
今まで出会うことのなかった新しい共通の友人が増えたりもします。
そうやって2人の世界が広がることにより、
さらに夫婦の会話は増えていくことでしょう。
全く会話がない夫婦でもそれなりに幸せ
会話が少ない夫婦は離婚率が高いということは、
円満な家庭にするためには、いかに夫婦の会話が大切か
ということです。
しかし会話のない夫婦全てが離婚危機なのかといったら、
そんなことはありません。
たとえば普通に楽しく会話はできるけど、
そこまで心を許していない友人・知人っていますよね。
その人と同じ部屋にいたとします。
会話が続いているときは大丈夫でも、会話が途切れて沈黙が続いてしまうと、
なんだか気まずい空気を感じませんか?
それが夫婦の場合だとどうでしょう。
気まずい空気は流れないのではないでしょうか?
沈黙が続いても気まずくならないのは、
それだけ相手に心を許している、ということです。
特に男性は、会話が苦手な人も多いです。
それでも外では色々な人と会話をし、愛想を振りまいて仕事をしているわけです。
そういった男性は家でまで外のように振舞ってしまうと、
疲れてしまいますよね。
素の自分を受け入れてくれる妻と、
安心して過ごすことができる家だからこそ、
無口になってしまうこともあるのです。
その場合はそれだけ妻に心を許し、安心しているのです。
それが夫の幸せなこともあります。
また我が家の話になりますが、
一緒にいる時はほとんど会話をしている私たち夫婦でも、
全く会話をしない時間があります。
2人でおしゃべりをするのは楽しいですが、
黙って何か作業をしたいときだってあります。
その沈黙の時間が耐えられなかったり、
不幸なのかと聞かれたら全くそんなことはありません。
会話はなくても同じ空間に一緒にいるだけで幸せ。
そばにいるだけで安心できる。
それもまた、夫婦の形の一つではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか。
夫婦の会話はとても大切なものです。
しかし無口な夫の場合だと、こちらからいろいろな話を振っても、
聞いているのか聞いていないのか、
わからない反応が返ってくることがあります。
妻にとっては寂しいことですが、
夫は別にあなたのことが嫌いなのではなく、
あなたとの関係に安心して、甘えているのです。
しかしだからといって、会話が少なくなると、
どんどんお互いのことがわからなくなってしまい、
離婚の危機が訪れる可能性もあります。
そのためには2人で共通の趣味を作ったりなどして、共同作業を行うようにしましょう。
2人で1つの作業をすることにより、少しずつ会話が増えていきます。
そうやっていつまでも夫婦円満に過ごせるようにしていきたいですね。