運動会の人気種目と言えば綱引きですよね。
保護者対抗を取り入れたり、
運動会全体で盛り上がること間違いなしの競技でもあります。
どうせやるなら勝ちにこだわりたい!
綱引きでの勝負が決まる鍵となるのは、アンカーです。
今回はそんなアンカーのコツについてまとめてみました。
綱引きでアンカーを務める人必見な内容ですよ!チェックしてくださいね。
アンカーの基本姿勢と綱の巻き方のコツ
綱引きのアンカーってひたすら耐えてればいいと思っていませんか?
それじゃあ、勝負に勝つことはできません。
まずは、アンカーの基本姿勢と綱の巻き方を学びましょう。
まず基本姿勢は体が上を向かないように真正面に向けること。
上体を後ろにして固定しちゃうと引っ張る時に後ろに重心がいき、
うまく引っ張れません。
それと、縄の持ち方は利き手が後ろにくるように綱を握ります。
引っ張る力が1番入れやすいからです。
なので利き手じゃない方が前にくるように綱を持ちましょう。
あとは、しっかり脇で縄を挟みます。
これが緩いと縄はスルスルと引っ張られてしまいますよ。
これが基本姿勢になりますが、アンカーにはさらに必要なことがあります。
それは、体に綱を巻いておくことなんですね。
理由は、縄を簡単に引っ張られないように重りにするため。
では、綱の巻き方はどうしたらいいのか。
そのコツは、利き手側の腰から縄を回したら利き手側じゃない方の肩にかけます。
そしたらそのまま脇から通して綱を握ります。
肩と脇を綱で通すことによって腰だけ綱を回すよりも、
はるかに重りになることができます。
あとは、アンカーの場合引っ張る力より耐える力の方が大切です。
腰を少し低くして足を開いて体幹を固定しておきましょう。
しっかり構えとかないと前にどんどん進んでしまいます。
勝負の後半に体力がつきないようにするためにも、
体幹を固定したままブレないようにしましょう。
アンカーは力仕事です。そして勝負の行方を左右する大切なポジションです。
チームの勝利のためにも基本姿勢とコツは抑えておきましょう。
綱引きのアンカーは体重が重い人が有利
綱引きのアンカーの基本姿勢と巻き方のコツは抑えましたね。
そもそも綱引きのアンカーって誰がなってもらいいのでしょうか。
答えはノーです。
なぜかというと綱引きは体重差も重要な競技だからです。
綱引きは基本的に軽い人から大きい人という風に並ぶのが理想。
重い人を前にした場合、
手前で阻止してくれるので見た目的にはいいかもしれません。
しかし、もし前の人が綱に引っ張られたらどうなるか。
軽い人が後ろにいるのであっという間に引っ張られてしまいます。
そうならないために、重い人をアンカーに置いた方がいいんですね。
引っ張られる力というのは相当な力になります。
その重さに動じず踏ん張れる人がアンカーに向いてます。
そうなってくると自然と重い人がアンカーになってきますね。
じゃあ、背が高くめ体重が軽い人と背はそこまで大きくないが、
体重が重い人どっちがアンカーに向いているでしょうか。
答えは、体重が重い人です。
背が大きいとは言え、体重が軽ければ力に耐えられませんよね。
それなら力に耐えられる重い人が有利です。
そういう人がいた場合は、
アンカーの前に背が大きい人を置いた方がいいでしょう。
綱引きは、引っ張る力と引っ張られない力が必要な競技です。
前と後ろの並び順でもかける力は違います。
いかに引っ張ることができて、いかに引っ張られず耐えられるかが大切です。
並び順を決める時は、そこら辺も頭に入れて配置してみてください。
綱引きのコツは掛け声にも
綱引きの運命を決めるアンカーの向いてる人はわかりましたよね。
あと大事なのは掛け声です。
なんで掛け声が大切なのかと言うとチーム全体で同じタイミングで綱を、
引っ張らなきゃいけないからです。
何も掛け声なく引っ張るとします。
そうするとみんなの引っ張る力がバラバラで全然力が入りません。
当然、あっという間に引っ張られて勝負に負けてしまいます。
大切なのは、チームワーク力。
同じタイミングで引っ張るからこそ力がひとつとなって発揮されるのです。
掛け声の例としては以下になります。
・オーエス、オーエス
・よいしょ、よいしょ
・せーの、せーの
・わっしょい、わっしょい
・イチニッ、イチニッ
見ての通りどれも単純でわかりやすいものばかりですよね。
理想的な掛け声は、イチニッ、イチニッとなっている掛け声。
イチで構えてニッで引っ張る、これをしやすいのが
イチニッ、イチニッとなってる掛け声なんです。
上の例はどれもイチニッ、イチニッになってますよね。
この中から言いやすいものを選んでもいいし、
新たな掛け声を作るのもありです。
力をより入れやすい掛け声を見つけてみてください。
まとめ
どうでしたか?
綱引きって単純なように見えて意外と頭を使う競技なんです。
配置によっても力の入りが違うし、頭脳勝負なところもあります。
アンカーがロープを肩にまで回すのはびっくりですね。
腰に回しとけばいいのかなと思ってましたが、
体全体で構えないといけないんですね。
綱引きの試合って短いようで意外と長い。
短い間に力を入れ続けなきゃいけないからそう感じるんでしょう。
力を入れて引っ張るのと力を入れて耐える、
このふたつをしなきゃいけないので本当体全体を使った競技です。
絶対に負けたくないと言う人は、配置から基本姿勢、
ロープの巻き方と掛け声この4つをしっかりと抑えておきましょう。
綱引き勝負、ぜひ燃えてくださいね。
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