子供が三人いると何かとお金が常に必要です。
将来の高校大学受験や入学を考えると、
貯金はあった方がいいのは間違いありません。
計算してみるとなんと1000万円近くもの金額が必要、
なんて聞いて驚きますよね。
受験や入学の時にお金がなくて大変！
と慌てる前に今からしっかり準備したいですよね。
でも、1000万円なんて大きな金額貯められるワケがない！
なんて思ったりしていませんか？
今回は貯金ゼロから出発して、
1000万円の教育資金を貯めるための方法をご紹介していきます！
毎日しんどいカツカツの無理な節約生活なんてしなくても、
ちょっとの工夫とときどきのガマンだけで貯めちゃうことができます！
子供三人の児童手当を貯金に回す
貯金ゼロから脱出するためにまず活用したいのが児童手当。
この児童手当は、申請することで
国からもらうことのできる子育ての支援金です。
ただし、年収が約960万円以上だと受け取ることができないなどの所得制限があるので、
申請時に確認する必要があります。
また、自治体によって支給日が異なりますが、
2月、6月、10月に4か月分がまとめて支給されます。
それでは、この児童手当ではどのくらいの額を貯めることができるのでしょうか？
お子さんの誕生月などで変動がありますが、
およそ200万円をためることができちゃうんです！
これは大きいですよね。
詳しくご説明していきます。
まず、第1子と第2子は全額で198万円前後が貯められます。
3歳未満は、月1万5,000円が、
3歳から中学校を卒業するまでは月１万円を受け取ることができます。
また、第３子以降では、252万円前後が貯められます。
小学校を卒業するまでは月1万5,000円、
それ以降中学校を卒業するまでは月1万円、を受け取ることができます。
これはしっかり貯めておきたいですよね。
しっかり貯めておくために、
児童手当の貯金用の専用口座をつくるのがおすすめです。
家計に入れてしまわずに貯金用の口座にまっすぐ入れてしまいましょう。
学資保険を有効活用
児童手当だけではなく、学資保険も活用しましょう。
保険の一種なので、
強制的に貯蓄をすることができるのが大きな特徴です。
親に何かあった時に収入がなくなってしまった時のために
かけておく保険のひとつです。
学資保険は毎月決まった額を保険料として納めることで、
満期になった10年後などに納めた金額よりも
多い金額を受け取ることができる保険です。
また、保険契約者である保護者が死亡した場合には、
それ以降の保険料を支払うことなく満期の金額を受け取ることができる、
という生命保険のような側面もあります。
生命保険の一種なので、生命保険料控除を年末調整や確定申告の時に受けることができます。
この控除では最大で4万円の控除を受けることができます。
加入は早ければ早い方が、
加入期間が長くなるので毎月の負担を減らすことができます。
教育資金として活用するためには遅くとも
大学入学前に受け取りをできるようにするのがおすすめです。
大学入学時には入学金や授業料を支払わないといけません。
場合によっては入試を受けるときに必要な受験料が高額になることもあります。
入学前に受け取りをできるように満期日を設定するようにしましょう。
つもり貯金でちょこちょこ貯金
児童手当の貯金と学資保険があればこれでグッと1000万円が近づいてきます。
が、それでも1000万円にはあとチョッと満たないということも。
その場合は別に貯金していきましょう！
学資保険と違っていつでも動かすことのできる現金にもなるので、
受験に向けて塾に入会したりしてちょっとお金が必要な時に使うことができます、
でも、貯金ってなかなか簡単にできるものではないですよね。
しかも、貯金って聞くと節約しなきゃ！なんて思ったりしませんか？
そんなあなたにおすすめなのが「つもり貯金」です。
これは○○したつもり、としてやっていることや買っているものをガマンしたりして、
その浮いたお金を貯金していく方法です。
例えば、
- ・外食したつもり貯金
- ・ペットボトルの飲み物を買ったつもり貯金
- ・ケーキを食べたつもり貯金
- ・温泉に行ったつもり貯金
- ・服を買ったつもり貯金
などがあります。
これはつもり貯金をする人によって違うのでいろんな種類のものがあります。
ちなみに、わたしは水筒を持って出かけて
外でペットボトルの飲み物を買ったつもり貯金と、
水筒にカフェで飲み物を入れてもらって割り引かれた金額を貯める、
というのをよくやっています。
まとめ
貯金1000万円、と聞くととてつもなく大きな額に聞こえます。
それでも子供が三人いれば、
その金額もあっという間に教育資金として飛んでいくこともあります。
大学受験・大学入学だけでも多額の費用がかかります。
そこにほかの兄弟姉妹の高校中学の受験入学が
重なってしまうと考えただけでも恐ろしいですよね。
児童手当を全額貯金したり、学資保険を利用したりすれば怖くありません！
つもり貯金もうまく活用して、あまりお金のかかっていない今のうちから
賢く貯金して早めに備えていきましょう！
