子どもがいてもいなくても夫婦関係が終われば離婚に。
お金も関係なくスパッと離婚できればいいですが、
子どもがいたら別問題。
ましてや不倫が原因での離婚なら尚更
慰謝料も加えて考えなければなりません。
子どもが2人いる家庭で不倫が原因での離婚。
養育費と慰謝料はどうなるのかを今回わかりやすくまとめました。
参考にしてくださいね。
子どもが2人いる場合の離婚の養育費の相場
子どもが2人いる場合の養育費はどれくらい貰えるのか。
ズバリ相場は、6万円から8万円の額が貰えるでしょう。
少なくもなく多くもなくって感じですよね。
この額ってそもそもどうやって決めているんでしょうか。
答えは、養育費を算定してから出しているんですね。
養育費って子どもを育てていくための大事な費用ですよね。
でも、いくら養育費とは言え高額過ぎたり、
負担が多すぎると支払えなくなってしまいます。
なので、旦那さんの収入からと奥さんの収入どちらとも見て、
算出できるようになっているんです。
無理がなく費用としても使える額が、
大体6万円から8万円が目安になってくるんですね。
夫婦2人で話し合って養育費の額を決めるのもいいですが、
相場をまずは見て話し合ってみるのもいいでしょう。
ひとつ注意しなければいけないのが、
子どもが15歳以上になった時。
高校生になるとかかる費用も大きくなってくるので、
養育費の額も上げることができます。
支払額を均一にしてしまうとこうなった時に、
養育費の費用を上げることになってしまいます。
そうすると、そこでまた揉め事が起きてしまうことも考えられるので、
15歳以降はこの金額というのを決めておいた方がいいでしょう。
養育費は、お子さんを養っていく上でとてもたいせつなお金です。
だからこそ、養育費が少ないと感じる前に、
相場を確認しておきましょう。
離婚の前に知りたい慰謝料の取り方
慰謝料ってそもそもどんな意味なんでしょうか。
慰謝料は精神的苦痛を与えられた賠償金という意味なんです。
なので、不倫は慰謝料を請求できます。
ただ、慰謝料を取る時に必要なことがあるんです。
それは、ちゃんと証拠を抑えること。
何でもそうですが、物的証拠がない限り逃げられますよね。
不倫の事実を認めなければ、慰謝料を払わなくていいんです。
不倫をした方にとってはその方がいいはず。
証拠を残さないように逃げ切ろうとします。
逃げないようにするためにも、証拠が大切なんですね。
1番手っ取り早いのは探偵を雇って抑えてもらうこと。
プロの手にかかれば、逃げ切るなんてほぼ不可能です。
探して出なかった証拠も、バンバン出てくる可能性があります。
アタフタせずに証拠を集めることができるので、
プロに任せた方がいいでしょう。
ただ、家にある証拠は奥さんしか探せません。
たまに、メールや荷物から証拠が出てくる可能性もあります。
その証拠を取っておきたいなら、
写真におさめてとっておくようにしましょう。
慰謝料を取れるか取れないかは証拠次第です。
潔く認めてくれるなら話は別ですが、
認めないのがほとんどなんです。
慰謝料を請求できるように、まずは証拠を抑えましょう。
慰謝料と養育費を離婚後の生活の足しに
養育費の費用や慰謝料の取り方はわかりましまよね。
ただ、貰えたのはいいもののどう使えばいいのか悩むところです。
大きい買い物をする?生活に使う?
答えは、生活に使うです。
なぜかと言うと、母子家庭だとある程度支援はしてもらえるものの、
ひとりで育てるのはかなりの労力を使うもの。
毎日の生活をカツカツで過ごすのであれば、
貰えた分のお金を生活にまわすのが1番いいでしょう。
女の人がひとり稼げるお金って限度がありますよね。
フルで目一杯働いたとしても、
子ども2人だと足りないってこともあり得ます。
ましてや、子どもは成長していくにつれてお金がかかるもの。
部活やら進学やらでどんどんお金はかかっていきます。
その時にお金がなくて諦めなきゃいけないのは、
親としては避けたいですよね。
離婚したとはいえ、子どもには苦労をかけたくない。
だからこそ、生活の足しにして少しずつ使うように、
してください。
大金が入ると金銭感覚が緩みやすくなります。
でもそういう時が要注意なんです。
今後の生活も見込んで、細々と使うようにしてくださいね。
まとめ
離婚って子どもがいると余計にしづらいですよね。
お金のことも考えなきゃいけないし、頭が痛いです。
でも、決めたからにはそこまでちゃんと考えて、
夫婦納得した上でしなければなりません。
離婚は夫婦だけの問題でなく、子どもも関わってくるもの。
子どもの意思もちゃんと考えて決断してくださいね。
あとは養育費や慰謝料のことについて。
今後の先を見据えて、これなら子どもを育てられると、
納得した額に決めてください。
離婚後の生活が苦しくなるか・ならないかは、
ここで決まります。
ちゃんと話し合って決めましょう。