離婚後の生活費が心配!専業主婦の不安を解消するマル秘対処法!

離婚の悩み

『離婚』という、人生最大ともいえる決断をしたあなた。

または、密かに『離婚』を決意しこれから準備しようとしているあなた。

離婚する時は、結婚した時よりも2倍!

精神的にも体力的にも消耗してしまうってご存知でしたか?

 

思い返せば、結婚する時も姓が変わったり、

住所を変えたり、保険証が変わったり・・・

色々な手続きを踏みましたよね。

 

結婚する時は、面倒な気持ちよりも、

楽しみや希望に満ち溢れてるので、そんなに苦痛ではないのですが・・・

 

離婚する時は、これからの生活に希望はあっても、

いろんな要因から漠然とした不安に襲われてしまう人が多いのです。

その漠然とした不安を引き起こす一番の原因は

そう、お金です!

 

2馬力だった収入が、自分一人の1馬力に減る・・・

これだけでも、離婚後の生活水準が変わります。

 

離婚という道を選んだということは、

ご主人と離れることを選んだということ。

 

それは、自分の稼ぎで食べ、

子ども達を食べさせていくということに他なりません。

 

いくら自分で選んだ道といっても、

あなたにとって環境の変化や金銭面の不安は

大きなストレスとなることでしょう。

 

しかし!

やるべきことをしていたら、

そんなあなたの不安やストレスも軽減されるのです!

 

ご主人から離れ、

自立して歩んでいくために欠かせない『お金』のこと。

詳しく説明していきますので、どうぞご覧くださいませ!

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専業主婦が離婚後すぐにやるべき5つのこと

あなたが、もし仕事をしていない専業主婦の場合。

特に一番心配になるのが金銭面ですよね!

 

金銭面も含め、

離婚してすぐにやるべきことを5つにまとめてみました。

 

名字、戸籍を変える

まずは、これですね!

結婚後、ご主人の姓に変わった方がほとんどだと思います。

 

結婚した時同様、離婚のときも必要な手続きになります。

そして、ここで注意したいのは、お子さまがいる場合。

 

あなたの手続きだけでは、

お子さまの姓は変えられないということです!

 

お子さまの姓を、ご主人の姓からあなたの姓に変えるためには、

家庭裁判所で手続きをする必要があるのです!

 

生活費をがっちり確保!(離婚前から資金計画を!)

これはマストです!

 

離婚を決意してから、

離婚成立まで時間がある方は、事前に準備をしてください!

 

働いていない方は、就職活動を開始するのが一番です。

 

慰謝料養育費をもらえるからと余裕で構えるのではなく、

あなたの収入で生活の基盤を作る努力をすることは必要です!

 

そして、共有の財産はきっちり分けちゃいましょう!(財産分与)

請求すれば必ずもらえます!

 

夫婦共有の財産といえば、預貯金や不動産などいろんな形がありますが、

一番始めに、不動産に関することから取り掛かってください!

 

持ち家の場合、

売却して得た金額から住宅ローンの残債があれば支払いをします。

残債を支払って残った金額を、

ここでは財産として夫婦で分けることができるのです。

(残債がない方は、売却した金額をそのまま財産として分けます)

 

もし、住んでいる家が2000万で売却できたとしたら

残債なしの場合 2000÷2 で、1000万円が財産分与の金額になります。

 

あなたが、不動産のことについて苦手だったり、興味がなかった場合

本当は2500万で売れたかもしれない家を

2000万円で売却することになり、

財産分与額も減ってしまうこともあるかもしれません!

 

ご主人に任せきりにしてしまって、

本当の金額を知らされないまま

財産分与が行われる可能性だってあるのです!

 

まずは、離婚前や、

現時点でのあなたの家の不動産査定額を知ることが大事です!

 

今は、インターネットで不動産一括査定を

してくれるサイトが沢山あります。

 

不動産会社によって査定額

バラバラになることもありますが、

大まかな価格帯や相場はわかります!

 

現実的な査定額を提示している、

信頼できそうな不動産会社を選んでおいてください

 

離婚前でも十分できますので、売ると決めたらお早めに!

離婚後の生活基盤を作るために!

離婚前からコツコツ貯金、へそくり、そして不動産売却の準備を始めましょう!

 

住む場所を決める

離婚後、ほとんどの方が、

引っ越しをして新しい家で生活することになると思います。

 

あなたの実家が近くで、

同居も可能であれば、同居させてもらいましょう!

 

ゆくゆくは引っ越しを考えていたとしても、

引っ越しの費用が用意できるまでの

期間限定お世話になる、ということもできます!

 

生活の基盤ができ、新しい生活に慣れるまでは

精神的にも体力的にもハードな時期ですので、

親御さんの好意に甘えていいと思います!

 

実家も遠く、

学校に通うお子さんがいるので

できるだけ今の地域から離れたくない、という場合もあると思います。

 

そういう方は、まず資金の調達を!

賃貸だと、敷金・礼金がかかりますし、

単身ではなくお子さんがいる場合は、引っ越し費用も掛かります。

金銭的な余裕や、引っ越しシーズン等、

時期やタイミングも考慮して、計画的に行きましょう!

 

お子さんの環境を考える

まずは、あなたとご主人、

どちらがお子さんを引き取るか決めましょう。

ここでは、感情的にならず、冷静に話を進めていきましょう!

 

お子さんがある程度大きくなり、

あなたと対等に話ができる場合は、

お子さんの意見や要望を聞くことを忘れてはいけません!

離婚によって一番理不尽な影響を受けてしまうのは子ども達です。

 

経済面、生活面、時間的な余裕

お子さんの現状や将来について、総合的に考え、判断しましょう!

 

では、お子さんがまだまだ小さく、

保育のサポートが必要な場合。

あなたが働いている間お子さんはどこで過ごしますか?

ご実家でしょうか?それとも保育園?

 

お子さんが小さいうちはご実家でもいいかもしれませんが、

3歳を過ぎると集団で生活することもお子さんの成長には大事です。

 

幼稚園だと、午前中で終わる日があったり、

延長保育ができないところもあります。

 

その点、保育園は遅くまで預かってくれたり、

遅い時間には軽い食事を出してくれる場合もあります。

 

ただ、保育園は地域によっては待機しているお子さんが多く、

入りたい時期に入れないこともあるので注意が必要です!

 

お子さんが小学生の方は、

学校が終わって放課後直接通える学童保育もあります。

 

夏休みなど長期休みの時も

一日預かってくれるのでとても助かります。

 

フルタイムで働く予定の方は、学童保育を利用しましょう!

 

あなたのお住まいの地域には、どんな保育園、幼稚園、

学童保育があるのか、事前にリサーチしておきましょう!

 

届け出提出!

ここでは、必要な届け出や、必要書類について説明していきます!

〇離婚する方全員

・離婚届(市役所)

その後の手続きに必要なので、

『離婚届受理証明書』をもらってください!

 

〇ご主人の扶養家族に入っていた方

・国民健康保険加入手続き

・国民年金の変更手続き

 

〇離婚後も姓の変更をしない方

・離婚の際に称していた氏を称する届

 

〇引っ越しをする方

・住民票変更

・転出届(市区町村外へ引っ越しをする場合)

・世帯主変更届

・印鑑登録

・そのほか住基カードやマイナンバーの書き換え

 

〇お子さんがいる場合

・子の氏変更許可の申し立て(裁判所)→入籍届 

(お子さんを自分の姓にする場合)

・児童扶養手当の手続き

・医療費助成の手続き

・母子家庭のための住宅手当手続き(市町村により異なる)

・所得税、住民税の軽減手続き

・学校転校の手続き(転校が必要になった場合)

・水道下水料金の免除手続き

 

〇そのほか

・あなた名義のものはすべて氏名変更、住所変更が必要です!

いかがですか?

この手続きだけでもどっと疲れが出そうですよね!

 

離婚を決めたら、

この怒涛の手続きラッシュを乗り越える覚悟と、

体力を温存も必要ですね!

 

全部同時に手続きしなくていいものもありますので、

時間と気持ちに余裕をもって、各関係機関に向かいましょう!

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離婚後の生活費の足しになる助成金

離婚して、シングルマザーになると、

様々な助成金を受け取ることができます!

 

実家に同居していたり、

誰かに養ってもらっている場合は受け取れないこともありますが、

一人で頑張ってお子さんを育てている場合、いろんな支援があるんです!

 

まず、一番メジャーなものに『児童扶養手当(以前の母子手当)』があります。

お子さんが18歳になるまで、年に三回手当をもらうことができる国の制度です!

 

あなたの収入次第では減額になったり、

資格を失うこともありますので、

各自治体のホームページ等で確認してみてください!

 

『児童扶養手当』に似ているのですが、

『児童育成手当』というものもあります!

こちらは、自治体独自の制度なので、

制度自体がない地域もあるかもしれません。

 

また、別の名前で似たような制度がある場合も

ありますのでこちらもお住いの自治体に確認してください!

 

次に、自治体によっては

『ひとり親家庭の住宅手当』がもらえます!

家賃の負担が減るのでお勧めです!

 

また、格安で賃貸住宅を用意している自治体もあるそうですので、

こちらもチェックしてみてください!

 

そして、ほとんどの自治体では『医療費助成制度』が使えます!

18歳未満のお子さんの医療費が無料になったり、

あなたの医療費の負担が少なくなったりと、

自治体によって様々な助成が受けられるのです!

 

また、忘れてはいけない『寡婦控除』という制度もあります。

寡婦とは、離婚して再婚していない女性のことを言います。(未婚は対象外)

 

ご主人と離婚し、お子さんを扶養にいれていて、

かつ、所得金額が500万円以下(年収にすると680万円程度)の場合、

なんと35万円の控除が受けられるのです!

 

ちなみに、所得500万円以上の方や、

お子さんではなくご両親を扶養に入れている場合でも

27万円の控除がうけられます!

そのほかにも、働けない理由がある方のために

生活保護という手段もあります!

 

助成金や控除制度は、

知らないともらい損ねることも十分ありますので、

あなたが受けれそうな助成、制度を

今一度リストアップしてみてください!

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婚姻費用分担請求で離婚後の生活費に

離婚がまだ成立していないけど別居している、

またはする予定の方必見です!

 

離婚秒読みといえども、

離婚が成立するまでは、あなたとご主人はまだ夫婦

 

別居していても、夫婦である間、

あなたはあなたより収入の多いご主人から

生活費をもらうことができるのです!

(注意:同居している間はもらえません)

 

夫婦間で話し合い、

生活費をもらえる場合は問題ありませんが、

もしあなたのご主人が生活費を入れてくれなかったら、

裁判所の力を借りて、別居期間中の生活費を請求しましょう!

 

もらうことができる金額は、

あなたとご主人の収入の格差

お子さんの人数をもとに計算していきます。

(例:夫が年収350万のサラリーマンで

子ども一人の場合は、68万円が目安)

 

ただ、こちらは財産分与と違い、

必ずもらえるというわけではないのでご注意くださいね。

(ご主人に支払い能力がない場合は不可能なので・・・)

 

そして、婚姻費用は、

過去に遡って請求することができないので、

なるべく早く請求することが大事です!

 

生活費を確保できたら、心にも余裕がでてきます!

あとはあなたのペース、タイミングで離婚の準備をすすめていきましょう!

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まとめ

離婚を決意したら、まずは準備です!

資金計画を立て、離婚後の生活をイメージしましょう!

 

離婚した後の生活を想定した家計簿を書いてみると、

より詳細にイメージできますよ!

 

日本は、シングルマザーのための助成金や制度がありますので、

あなたが専業主婦でも尻込みする必要はありません。

 

事前にコツコツ準備していくことで、

十分な資金を得て生活していくことも可能です。

 

新生活に向けて、あなた自身の環境も大きく変わり、

これから多かれ少なかれストレスを感じることがあるでしょう。

 

そんなとき、助成金や財産分与

得たお金が安心材料になってくれるはずです!

 

無駄なく、無理なく、損もしない

離婚計画を立てて、実践しましょう!

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