日本の平均世帯年収は500万円と言われています。
では貯蓄はできていますか?
近い将来、お子さんが大きくなったときに
かかる教育費の金額を把握しているでしょうか?
実は世帯年収500万円で、
子供2人がいる4人家族は
余裕のある暮らしはできないと言われています。
では何かを諦めることを選択しなければならないのでしょうか?
いいえ!世帯年収500万円で子供を2人育てていくために、
今こそ生活改善をして乗り切りましょう!
保険の見直しで結果的に年収アップ
まず、保険には入っているでしょうか?
夫に万が一のことが起きた時、
妻が一人で子供2人を抱えて生活していくのは
難しいと考えられます。
働いて働いて、つつましい生活をして、
子供に進学を諦めさせればできるかもしれません。
しかし、そんな生活を望んでいる人はいないでしょう。
保険に入っていない方は検討を、
すでに加入しているという方は見直しをおすすめします。
すでに保険に加入しているという方は、
今一度どのような保険プランに加入しているか見直してみましょう。
「結婚して子供も生まれたし、保険に入らなきゃ」
と保険会社を訪れて、年収や住宅ローンを細かく聞かれ、
保険相談員のおすすめのプランに
加入したという方も多いのではないでしょうか。
私も数年前、同じ状況で保険に加入しました。
しかし、子供が大きくなるにつれ、
教育費やお稽古事の出費がかさむようになり、
家計を見直した経験があります。
贅沢な暮らしをしているわけではないのに、
なぜ貯蓄ができないのだろう?と思っていました。
家計を見直しているとき、
思い切って保険の見直しをしました。
そして保険をすべてまとめて、
貯蓄型の生命保険に入りなおすことにしました。
大きい出費がありそうな大学進学前に
保険料が受け取れる保険期間設定ですが、
途中解約さえしなければ
収めた保険料とプラスして利息が受け取れます。
そして、保険満了日を迎える際に
まとまったお金が必要でなければ、
保険を継続してさらに利息がプラスされていきます。
掛け捨て保険に比べもちろん出費は多いですが、
保険に加入しながら貯蓄ができて
銀行預金よりも高い利息が受け取れる貯蓄型の保険はとてもおすすめです。
生活改善で子供2人を余裕で育てる
生活に余裕を持つためにできることは、
「支出を減らすこと」と「収入を増やすこと」です。
今の生活を改善することで、
子供2人を余裕で育てられるようになります!
少し自分の家庭の財務を見直していきましょう。
生活が苦しいとき
まず思い浮かぶのが「支出を減らすこと」=「節約」です。
支出とは主に、食費や光熱費などの変動費と、
家賃やローンなどの固定費にわけられます。
節約をするときにはまず、
節約料理で食費を削って節水節電で光熱費を削るなど、
変動費を抑えることを考えます。
しかし、固定費を削ることに節約のカギがあります。
固定費は削れないと思い込んでいる人は多いのではないでしょうか?
実は一つ一つ見直すことで、
変動費を削るよりも大きく節約につなげることができます。
つかっているスマートフォンを格安スマホに替えたり、
公共料金は月払いより年払いの方がお得になるものもあります。
車のローンなども、
残額一括払いしてしまえば利子を抑えられます。
そして次に「収入を増やすこと」です。
これは単純に夫が高収入の仕事に
転職ということも考えられるのですが、
まずは妻が収入を増やす手伝いをすることです。
子供が大きければパートをして稼ぐのもいいですし、
再就職なども視野に入れましょう。
子供がまだ小さくてパートすらできないという方は
自宅で空いた時間にできる仕事もあります。
最近ではスマートフォンのアプリなどで、
自宅にいながらでもできる仕事を簡単に探すことができます。
「支出を減らすこと」と「収入を増やすこと」で、
子供2人を余裕で育てられる家計を目指しましょう。
パートを変えて世帯年収500万の壁を打ち破れ!
日本の平均世帯年収500万円の内訳は、
夫の年収が400万円前後、
妻のパート代が月8万円で年収約100万といったところでしょうか。
パートをする主婦は“配偶者控除”という言葉を多く聞くでしょう。
配偶者である妻の年収が上限金額を超えると配偶者控除を受けることができなくなり、
パートをしているにも関わらず
税負担が増え収入の足しにならなくなってしまいます。
そのため、もっと働きたいのに
上限金額を超えないように働く時間を調整しなければなりません。
しかし、税制改定により
2018年1月から配偶者控除が受けられるパートの上限金額が
103万円から150万円に
大幅に増額されたのを知っているでしょうか?
これを機会にパートの時間を増やしたり、
思い切って時給の良いパートに替えるのもいいですね。
まとめ
色々とみてきましたが、
世帯年収500万円で
子供を2人育てていくということが、生活改善をすれば、
現実離れしたことではなくなるということが理解していただけたと思います。
「何でもっと早く取り組まなかったんだろう・・・」
と後悔する前に、
家族のため自分にできることから初めてみてください。
自分に合ったやり方がみつけられれば、
きっと生活に余裕が出てくることでしょう。