シングルマザーとして子供を育てている方も多いですが、
昔に比べると行政からの金銭的支援が確立して子供を育てやすくなったり、
周りからの偏見も少なくなってきたのではないでしょうか?
最近では、テレビで活躍するママタレントが、シングルマザーとして
子育てをがんばっている姿に好感を抱く人も多いですよね?
ありのままのシングルマザー育児をSNSで発信している芸能人をみて、
シングルマザーという生き方を近くに感じられるようにもなりました。
そんな現代でも、シングルマザーにまだまだ
ネガティブなイメージを持っている人はいます。
シングルマザーが誤解や偏見を招かないために、
今できることがあります。それを一つずつ紐解いていきましょう。
シングルマザーがうざいと思われる行動
まず、残念ながらシングルマザーがうざいと
思われてしまうことがあります。
そう思われてしまう原因を見つけていきます。
シングルマザーの中には、「いつも自分は忙しくて大変!」
をアピールしてしまう人がいます。
一人で子供を育てて、
仕事をして家事をこなしているわけですから、
もちろん大変なのは周囲もある程度わかっています。
それなのに毎回のように「私は一人でがんばっています!」
と言われてしまうと、
周囲の人は「じゃあ私はがんばってないとでも言いたいわけ?」
「忙しい自慢うざい!」と思ってしまうのです。
シングルマザーとして、
辛いことや誰かに助けてほしいと思うこともあるはずです。
しかし、その気持ちをいちいち口にしていては、
周囲も呆れてしまうでしょう。
シングルマザーであるかないかに関わらず忙しい人はいて、
夫がいても育児が大変な人はいます。
誰にも相談できずに悩んでいることがあるかもしれません。
普段から周囲に甘えすぎてしまうと、
本当に困ったことがあったときや苦しくて助けてほしいときに、
誰もそばにいてくれなくなってしまいます。
離婚して自分が子供を育てていくと覚悟を決めた以上、
その自覚をもって一人の母親として周囲と関わっていくべきです。
うざいと思われる言動は、
あなた自身が誤解されることになってしまいますので、十分気をつけましょう。
彼氏の話はNG!うざいと思われる原因
シングルマザーで彼氏がいる人もいますよね!
独身なので恋愛するのは自由ですし、
彼氏がいてもいいのです。
しかし、あまりに彼氏の話を
大っぴらにするのはよしましょう。
なぜなら、シングルマザーではあっても、
子供をもつ母親です。
同じ年頃の子供をもつ母親が、
彼氏の自慢話やデートの話をするのを
寛大に聞いていられますか?
「うんうん!いいね!うらやましい!」
なんて言って、話を聞いてくれる人はいないでしょう。
きっと空気が読めないうざい人と思われてしまいます。
そしてそう思われることは
決して子供にいい影響をもたらしません。
どうしても聞いてもらいたい彼氏の話は、
仲のいい友人や身内に話しましょう。
シングルマザーにとって
何より優先しなければならないのは子供のことです。
そして子供を取り巻く環境を整えてあげることです。
あなたがシングルマザーとして偏見をもたれるということは、
子供も偏見をもたれてしまうということです。
自分の幸せアピールは周囲も幸せにするとは限りませんので、
自分と子供のために程々にしておくのが良いでしょう。
シングルマザーの手当は大っぴらには言わない方がいい理由
日本では3組に1組が離婚していると言われる現在、
母子家庭は全国で123万世帯を超えているという統計もあります。
そのため、今ではシングルマザーが
受けられる支援制度はかなり充実していて、
受け取れる手当や助成金の他にも、
利用できる減免や割引手当制度もあります。
しかし、支援制度で受け取れるお金は
離婚したからもらえるものであって、
夫婦そろっている家庭はもちろん受け取ることができません。
そして、何より忘れてはいけないのが、
そのお金は税金からまかなわれているということです。
「シングルマザーだから手当もらえた!」
など、大っぴらに言うのは避けましょう。
何気ないつもりで話していたとしても
「こっちはシングルマザーのために税金を払ってるんじゃない!」
と思う人も出てくるでしょう。
制度をうまく活用すれば、
シングルマザーも少し生活に余裕が生まれます。
手当などが税金でまかなわれていることに感謝して、
ありがたく家庭のために利用しましょう。
まとめ
シングルマザーに対してまだまだ偏見のある社会ですが、
シングルマザーであるみなさんが
そんな偏見をなくせるように、堂々としていましょう!
そのためには小さな誤解を招かないように、
母親として自覚をもって発言や行動することが望まれます。
シングルマザーとして、不安に思うことや
悩みや愚痴を聞いてほしいこともあるはずです。
そんな時、普段からあなたが立派に母親をしていれば、
きっと助けてくれる人がそばにいてくれるはずです。