最近話題の『スマホ離婚』という言葉、ご存知ですか?
スマートフォンの先駆けであるiphoneが発売になり早13年。
スマホユーザーの数は年々増えており、
全年代で7割越えという調査結果もあります!
スマホは、日々進化しており、
連絡手段や道案内、お店の検索、インターネットバンクなど、
私たちの生活には欠かせないツールになってきています。
そして、生活に欠かせないツールにまで
発展したからこそ増えているのが『スマホ依存』です。
スマホがないと落ち着かない、家の中でも常にスマホを携帯し、
目的もないのにスマホを開き、
気づけばいつもスマホチェックをしている・・・
そんな『スマホ依存』が原因で離婚にまで
発展してしまうケースが、実際にあるのです!
単に連絡手段や便利ツールとしてのスマホではなく、
依存する人のほとんどがSNSを利用し、
スマホをオンラインゲームの媒体として利用しています。
これは、どちらもリアルタイムに更新や、
ゲームのイベント時間が決まっていたりと、
夢中になる人にとっては、
チェックせずにはいられなくなってしまうのです。
「スマホが原因で離婚なんて、我慢が足りないんじゃない?」
なんて思う方もいるかもしれません。
確かに、離婚の原因が『スマホ依存』だなんて、
あなただったら嫌ですよね?
私も嫌です。
ですが、もしあなたのご主人が、
あなたとの時間を割いてまでスマホでゲームに熱中していたら・・・
同じ家にいるのにご主人とあなたはすれ違い・・・
あなたの我慢は日に日に募り・・・
『スマホ離婚』という
最悪の結果に至ってしまう可能性だって十分あります!
今日は、そんな『スマホ離婚』をしないための解決策についてお教えします!
ゲーム依存の旦那に時間制限を設ける
まず一番大切なことは、スマホルールを決めることです。
スマホゲームは、パズルゲームのように片手間にできるものや、
まとまった時間をかけて行うRPGなど様々です。
スマホといえど侮れないクオリティのゲームもいっぱいあり、
大人であるあなたのご主人が
夢中になってしまうのも無理はありません。
現実から脳が切り替わることで、
一種のストレス発散手段にもなります。
ですので、楽しみとしてのスマホの利用や
ゲームの時間はご主人にとって必要でもあるのです。
ただ、ゲームをすることで、家庭でのあなたとの時間、
家族の時間がおざなりになってしまったら本末転倒です。
すでに、ご主人のゲーム依存に
イライラを募らせている方もいるかもしれません。
そのイライラが募って、イライラが前面にでる前に、
思い切ってご主人に甘えてみませんか。
(無理して甘える必要はありませんが、
あなたの気持ちを伝えましょう!)
自分がゲームに夢中になることで、
あなたに我慢をさせているなんて、ご主人は夢にも思っていません。
あなたが笑って話せる初期の段階で
「ゲームばっかりじゃなくて、私の話も聞いてよ~」
「夕食のあとはゆっくり話したいから、ゲームは寝る前にしてもらえる?」
「一回バトルが終わったら中断してこっちに来てね」
「子どもが寝るまではゲームするのはやめようよ」
など、あなたの気持ちを伝えましょう!
初期段階で「これくらいいいか」と、
大目に見て何も言わないでおくと、
だんだんエスカレートしていくのが
『スマホ依存』『ゲーム依存』の特徴です。
依存が強くなればなるほど、
ご主人はあなたからの言葉を素直に受け取ることができず、
「このくらいいいじゃないか!」なんて反撃してくる可能性もあります。
夫婦喧嘩の火種になってしまうのです。
なので、先手必勝!
早い段階で、ご主人にあなたの気持ちを伝え、
ゲームの時間制限について話しあいましょう!
そのルールが、後々とても重要になってきます。
旦那との会話を取り戻して離婚回避
『スマホ依存』『ゲ―ム依存』が進行してくると、
ご主人は、あなたが話しかけても上の空で、
視線すら合わなくなってきます。
平日の夜だけではなく、休日も、
暇さえあればスマホに目を向けるご主人。
そうなってくると、
夫婦でちゃんと会話をしたのっていつだろう・・・?
夫婦なのに、一緒にいる意味あるのかな?
スマホがあれば、私の存在はいらないのでは?
と、あなたはそういう思考に至ってしまうかもしれません。
ご主人にとってそれは、
悪気があるわけではなく、無意識にそうなってしまっているのですが・・・
それが『スマホ依存』『ゲーム依存』のとても怖いところです。
では、ゲームに夢中のご主人との会話を取り戻すためには、
あなたは何をしたらいいのでしょうか。
まず、会話のスタートを工夫してみましょう!
たとえば、
『ちょっと相談したいことがあるんだけど、聞いてくれる?』
『あなたの知恵を貸してほしいことがあるんだけど』
『10分で終わるから、話聞いてくれない?』
など、自然とスマホからあなたへ
目を向けられる話題の振り方をしてみましょう。
ご主人も、話を聞く目的が明確になるので話を聞きやすくなります。
そして、ご主人のことについて質問しましょう。
『今日の会社どうだった?』
『会議で発表するって言ってたけどうまくいった?』
など、ご主人に話をさせることも大切です。
家で仕事の話をするのを嫌がるご主人もいるかもしれませんので、
そういう場合はほかの話題を持ってきましょう!
あなたの会話力の腕が試されますね。
話は、話すほうより聞くほうが疲れるので、
時にはご主人に吐き出してもらえるような環境を作ってみてください!
会話の機会を増やすためには、
共通の話題があるとスムーズにいきます!
家事を手伝ってくれるご主人ならば、
一緒に家事をするのもひとつの方法です。
普段からご主人の好きなことや、
興味があることについて情報を知っておくのはもちろん、
趣味があれば、一緒に同じことをするのもいいですね!
夫婦で同じ時間を過ごすこともでき、話題にも困りません。
そういう点では、一緒にスマホゲームをするのも一つの方法です。
実際、私も主人と一緒にスマホゲームをしてもう何年もたちますが、
その時その時でハマるゲームが変わり、
今は一緒にパーティを組んでバトルするゲームをしています。
私は、ゲームの情報に疎いので、
もっぱら主人がおすすめしてくるゲームを一緒にするのですが、
ゲームの中でも助け合ったりして、
意外と面白いコミュニケーションツールとなっています。
また、夫婦間の会話も大切ですが、スキンシップもとるようにしましょう!
たとえば、疲れて帰ってきているご主人のマッサージをしてあげるとか、
背中を流してあげるとか・・・夫婦ですので、
心がけ次第でたくさんチャンスはあります!
結婚生活も長くなるとスキンシップが減っていきますので、
ここは意識しておきたいところです!
そして、スマホ依存のご主人について、
ひとつ覚えておいてほしいことがあります。
あなたのご主人が純粋にスマホに依存していて、
ゲームに夢中になってしまっている場合、
会話が減っていたり、コミュニケーションが減っているからといって、
あなたに対する愛までなくなってしまっているわけではないということです。
(浮気をしていて、スマホを肌身離さずもっている場合はここでは除きます)
なので、気持ちを伝える上で、逆上させる言葉や、
怒りにつながるような言葉はなるべく控えましょう。
誰だって、頭ごなしに責められたら、
そのあとの話は素直に聞きにくいですから。
旦那がゲームに課金したら要注意!
『ゲーム依存』の重症のボーダーラインが”課金”です!
ゲームにはまったことがある人はわかるかもしれません。
スマホのゲームは、課金をしないでゲームをすると、
若干制限があるものがほとんどです。
遊びの範囲内なら、課金をしなくても十分楽しめるのですが、
ドはまりしてしまうと、さらに上、
さらにランクアップを求めてしまうので、
課金に手が伸びてしまいます。
そして、「今回だけ」「いくらまで」
と最初に決めて課金したとしても、だんだんエスカレートしていき、
課金した金額も積み重なってしまいます。
いつしか課金した合計金額が、
お給料の桁にまでふくれあがってしまうのです。
課金し続けることで、家計を圧迫し、
それが離婚につながる原因にもなりかねませんので、
ご主人が課金をしているのがわかったら、課金はやめてもらいましょう!
もしくは、ご主人のお小遣いから課金してもらうようにしましょう。
(課金に使用しているカードの把握を忘れずに!)
まだ課金にまで手が及んでいない場合は、スマホルールの中に、
課金しないことを盛り込みましょう!
課金についてのルールは、夫婦間のお金にも関わってきますので、
きっちりルールを決めてください。
それでも、ご主人が妥当なルールを守れなかった場合、
重度の『ゲーム依存』になっている可能性もあります。
依存とは、本人もやめたい、
やめなきゃいけないとわかっているのにやめられないことです。
また、「やめようと思えばいつでもやめられるけど、
今はゲームがしたいからやめない」
という、自覚がない場合もあります。
そんな時は、あなた一人の手には負えないと覚悟を決めましょう。
まとめ
・『スマホ依存』『ゲーム依存』は離婚に発展する可能性がある!
・『スマホ依存』『ゲーム依存』になる前に、
(初期の段階で)夫婦のスマホルールを決めよう!
・スマホゲームがストレス発散に
なっている場合もあるので、完全に禁止にはしない。
・『スマホ依存』『ゲーム依存』になり
会話が少なくなってしまったからといって、
あなたへの愛情も減っているわけではない。
・夫婦の会話を増やすには、
ご主人が話しやすい・聞きやすい話題の振り方も必要。
・夫婦共通の話題を増やす努力(一緒に行動する、同じ趣味を持つ)をしよう!
・スキンシップも忘れずに!
・ゲーム内課金が家計を圧迫したら、立派な離婚事由になる。
・無課金か、ご主人のお小遣いの範囲内に留める!(共通の財産は守る!)
・極度の依存になってしまっていたら、あなたひとりで悩まず、相談機関へ!
冒頭でもお話しましたが、スマホはとても便利なものです。
私たちの生活に便利さ、楽しみ、豊かさ、いろんなものを与えてくれます。
あなたのご主人が、
現実世界のことにも目を向け、
適度にスマホを楽しむことができますよう祈っています!