最近よく結婚相談所のCMや広告を目にしませんか?
「生涯未婚」が増加してきている中、
結婚したくてもできない方が多いのです。
特に女性たちからの審査が厳しいのが長男坊。
結婚できない男性の中で最も多いのは、長男なのです。
子育てをするのに男の子は
女の子よりも3倍手がかかると言われています。
一生懸命育ててきた息子がなかなか結婚できず、
40歳を過ぎても実家に居座る・・・なんてこともあり得るのです。
今現在、男の子のお子さんがいる方!この記事を読めば心配はいりません。
そうならないための、
子育て中の今のうちにできることをご紹介していきます。
では早速、見ていきましょう!
長男と結婚したくない女性が増えている理由
そもそも、長男である男性が結婚したくないと
思われてしまう理由は何なのでしょうか?
長男とは結婚しなくないと考えている女性陣に理由を聞くと、
・実家に同居することを強要されそう
・実家の跡継ぎになる可能性が大
・男の子を産まなきゃいけない圧力
・親の介護をする将来が見える
などといったシビアなものが多くあがりました。
昔ながらの家庭の場合はしきたりも多く、
女性側も苦労してしまうようです。
核家族化が進んでいる現代では、
考え方が以前よりも柔軟になってきています。
「本人たちのやりたいように」という家庭も増えてきています。
避けられない場合は、長男と嫁と両親とがしっかり相談し合い、
お互いの負担を減らしていくことが理想ですね。
子供のうちから家事のお手伝いで結婚できない息子にさせない
長男が結婚できないのは、
実家に干渉してしまっていることも理由の1つとして挙げられます。
そうならないための子供のうちからできる子育て法をご紹介します!
家事を手伝わせる
大人になっても、
身の回りの世話を親にしてもらっている男性は結婚できない傾向にあります。
息子ができそうにないからとつい手伝ってしまうと、
女性が家事をして当たり前という思考が芽生えてしまいます。
共働きが増えている現代では、
家事の分担を結婚の条件にしている女性がほとんどです。
子供のうちから家事を手伝わせて、
「自分のことは自分でできる」という自立心を持たせることが重要です。
実際に、小さい頃から家事を手伝っていた子は、
就職意欲や一人暮らしなどの自立意欲も高く、
自然と出会いが増えて彼女ができやすいという結果が出ています。
まずは、食べ終わった後のお皿を運んだり、
お風呂掃除を手伝ってもらったり、
簡単なこと少しずつ経験させていくと良いですね。
チャレンジ精神を持たせる
何かに失敗して落ち込んでも、
立ち直って前に進むことができるように
教育することが将来の恋愛に役立ちます。
例えば、スポーツや習い事など、
何かでつまずいているときには甘やかして諦めさせてはいけません。
しっかりと励まして、また次の挑戦をさせましょう。
実際に恋愛をしたときも同じです。
「告白したけど断られてしまった・・・」
「長年付き合った彼女と別れることになってしまった・・・」
というように、男性は恋愛でのダメージから立ち直るのに時間がかかります。
そんな時は親が励まし、
「かっこいい男の子」をプロデュースしてあげることで、
自信を持ち前向きになれるのです。
子供の頃から、いろいろなことにチャレンジさせて、
失敗しても背中を押してあげましょう。
強くたくましくなれれば、
大人になっても恋愛での失敗を引きずらないで、
次の恋愛に進むことができるようになります。
長男に負担をかけないように今から老後の計画を!
結婚となると、迫りくる様々な問題があります。
嫁が懸念していることは、夫である長男も不安を感じていることもあるのです。
例えば、
・親の定年退職後の生活資金について
・親の介護のこと
・お墓は誰が所有するか
など、特に下に兄弟がいる長男は
自分が支えてあげなければいけないと責任を感じてしまっているはずです。
子供が負荷を感じないよう、
親である自分たちが今からできることを考えていきましょう。
年金だけに頼らない資産作り
今の世代が定年を迎える頃には、
十分な年金が支給されるとは限りません。
年金があるからと甘い考えでいると、老後破綻してしまいます。
年金以外での収入で生活をしていくために、
今のうちに資産を作り、
定年後のキャリアを計画しておくことが必要です。
計画的に老後貯金をして、親である自分自身の生活費で、
子供たちに心配や負担がかからないようにしましょう。
老人ホームの早めの検討
介護が必要になった場合にかかる費用は、
実は自宅介護と老人ホームへの入居とではそれほど差はありません。
介護する側の時間と労力を考えると、老人ホームへの入居を考えるのが賢明です。
親に介護が必要になる頃、子供は結婚して子供がいる可能性もあります。
住宅ローンや教育費で余裕はなく、
親の介護費まで負担してしまうと、
今度は自分の老後資金を形成することができなくなります。
子供や孫、その先まで負担が続いてしまうことのないように、
親としてできる準備を今からしていきましょう。
お墓の所有者の検討
親が亡くなった場合は、一般的に、お墓の承継者が長男になります。
承継者は、お墓の管理費などを支払わなければいけない義務があります。
しかし、家族間でしっかりと話し合えば、妹や弟が引き継ぐこともできます。
例外として、他人が承継者になるケースもあります。
また、子供が入籍している場合には、
姓が2つ刻まれる両家墓に改葬することもできます。
様々なパターンを選べるので、自身の希望も兼ねて考え、
遺書を作成しておけば困ることはありません。
将来の子供の負担を減らすために、
どのようにお墓を管理していくかをじっくり悩む必要がありますね。
まとめ
親の教育次第で
子供が結婚できなくなるかもしれないなんて、ビックリですね。
女性も男性も生涯未婚を
希望する人が増えてきていることは確かです。
ですが、自分の子供が結婚を望むのであれば、
親としてはできる限り協力してあげたいものです。
子供の頃から家事の手伝いなどで自立心を持たせて、
いざ結婚目前となったときには彼女の心配や長男の負荷を軽くできるよう、
親としての準備をしっかりしておかなければいけませんね。
子育てには終わりがないとはまさにこのことなのでしょう。
子供が将来幸せになる姿を想像しながら、できることから始めていきましょう。