「今日はこのスカートが履きたいって言ってたでしょ!」
これは、うちの娘が3歳の時に毎日のように言っていた言葉です。
信じられますか?
まだ3歳なのに、こんなにしっかり物が言えるのです。
3歳も後半になると、ただイヤイヤ!というだけでなく、
きちんと言葉を使って反抗してきます。
ですから、朝の身支度から、登園、食事中やおもちゃで遊ぶ時・・・
朝起きてから、夜眠るまで、常に娘とバトルを繰り広げていました。
長男の育児では感じなかった大変さを
感じていたのが娘たちのイヤイヤ期でした。
男の子とは違い、
女の子は言葉を覚えるのが早いですし、
周りのこともよく観察しているので、
まるで大人と話をしているような感覚になったりしたものです。
本当に大変なこの時期の女の子のイヤイヤ。
かわいさ余って憎さ100倍!とはよく言ったものです。
3歳の女の子の育児を乗り越えた今、
3歳の女の子のイヤイヤで悩んでいる
あなたに乗り越えるためのポイントをお伝えしていきます!
女の子のイヤイヤ期を乗り切る5つの方法
長男を出産した4年後、女の子を妊娠しているとわかったとき、
「男の子を育児した後に女の子の育児をすると楽に感じるよ」
と、よく言われていました。
しかし、私の場合は全く逆でした。
男の子は、単純、素直、叱れば理解し、時間がかかっても謝る。
つまり、私が怒り爆発したことはありません。
しかし、その後生まれた娘たちの時はそうはいきませんでした。
ひねくれ属性で生まれてきたのかと思うほど、
親の言うことに斜めから、想定外の言葉を使い反抗してきます。
反抗できないときは、
だんまりを決め込み動かないこともありました。
叱らないとわからないと思い、叱ったあとも口答え・・・
「なんで私は毎日こんなに怒ってるんだろう・・・」という日々でした。
そんな私でしたが、無事、
やっと、二人の娘の反抗期を乗り越えました。
実際の経験から、男の子と女の子の違いと、
女の子の対処のポイントをまとめました。
ポイント1
”口達者だけど、まだ3歳!”
あなたの娘さんが、
もし言葉巧みに反抗してきて、イラッとしたら。
娘さんは、覚えたての言葉を駆使して反抗してくるだけで、
まだ小さな女の子なんだということを再認識します。
決して、対等に見たり、同じ土俵に立たないことです!
『まだ3歳まだ3歳。甘えたいだけ、甘えたいだけ』
と、私もよく心の中で唱えるようにしていました。
同じ土俵に立たなければ、イラッとすることはありません。
ポイント2
”男の子はやさしさ、女の子は厳しさをもってうまれてくる”
有名な言葉なので、あなたも聞いたことがあるかもしれません。
女の子は、自分に対しても相手に対しても『厳しさ』を持っています。
女の子を育てている方は感じたことがあるかもしれません。
娘さんが、きつい口調で
あなたや先生に指摘したりすることってありませんか?
女の子は厳しさを持っているので、
叱るときはきつく叱らず、ある程度やさしく叱ってOKなのです。
女の子は、自分が
『してはいけないことをしている』こともしっかり理解できます。
たとえ、あなたの娘さんがやさしく叱った後にも
ふてくされた顔を続けていたとしても、
頭ではきちんとわかっていることが多いです。
もちろん、人や自分を傷つけることや
危険なことをした場合はしっかり叱ってくださいね!
ポイント3
”努力をほめる”
女の子は、男の子に比べて繊細な部分があります。
親であるあなたからの言葉や、
自分に対しての評価に敏感です。
あなたの娘さんも、
これから幼稚園などで、
努力が結果につながらないことを経験するかもしれません。
そんな時は、
娘さんが努力してきた部分をほめてあげるようにしましょう!
努力を認めてもらえた子は、
また頑張ろうと思えますし、
努力できた自分に対する自尊心も育っていきます。
ここで、ミスを指摘すると、
男の子より自分に厳しい女の子は、
自分に対する評価を下げてしまうことがあるのです。
ポイント4
”理由を説明する”
男の子よりも言語機能の発達が早い女の子。
言葉の発達が早いということは、
言葉の理解もしっかりできるということです。
ですから、男の子のようにごまかしがききません。
してはいけないことは、その理由をきっちり説明してあげます。
私の中では、これが一番効果的だったように思います。
理解ができる女の子だからこそ、
理由がちゃんと伝わると、長男の時に比べ、
同じことを繰り返す頻度は少なかったです。
ただ、理由をうまく説明できないと
全く納得してくれませんので、小さい娘が理解できるよう、
親としても頭をフル回転させていました。
ポイント5
”ヘルプを出す”
これは、男の子でも女の子でも共通している点です。
自分一人ではどうにもこうにもならないときは、
誰かにヘルプを出しましょう。
あなた一人で頑張ろうとすると、あなたにとっても、
娘さんにとっても、イヤイヤ期が本当にしんどい期間になってしまします。
ご主人でも、お母さんでも、
近くのママ友さんでも、自治体の保健師さんでもいいです。
助けを求めることが、
あなたのためだけでなく、娘さんのためにもなりますよ!
我が家は、よく主人にヘルプをだして、
自分の頭を冷やしていました。
いかがでしょうか?
さっそく、実践できそうなことからやってみてください。
3歳のイヤイヤ期いつまで続く?
脳の発達、心の発達段階の結果起きてしまう『イヤイヤ期』。
イヤイヤ期の間は、終わりがない戦いのようですよね。
あなたも、途方に暮れていませんか?
実際に、私もイヤイヤ期の間は、
先のことなんて考えられませんでした。
じゃあ、イヤイヤ期の終わりはいつなのでしょうか?
答えは・・・
実は個人差があるので、いつまで!とはっきりいえないのです。
調べてみても、
3~4歳には落ち着く、と書いてあるものもあれば、
4歳には『4歳の壁』がやってくると書いてあるものもあり・・・
我が家の場合も、三人三様でした。
長男はそもそも反抗らしい反抗がなく穏やかでした。
長女は4歳半あたりで我慢ができるようになり、かなり楽に!
次女は・・・4歳半ばをすぎますが、まだイヤイヤは続いています。
ただ、必ず終わりがくる、ということは誰にでも共通して言えます。
脳の発達段階で、起こるものですから、
発達が進めば、あなたや、周りの人たちの気持ちが
理解できるようになったり、反抗的だった言葉も相手への思いやりを
感じられる言葉に変わってきます。
終わりは、突然くるものではなく、
徐々に反抗が落ち着き、ある日ふと、
『そういえば、私、最近イライラしてないかも?』
と、楽になったことに気づくことがほとんどです。
必ず終わりはやってきますから、
その場その場で感情的になったり、悲観せず、
今しかないイヤイヤ期を楽しんでいきましょう!
乗り越え方はイライラしないこと
あなただって人間ですもの。
娘さんの言葉や態度にイラッとしたことはあると思います。
特に、女同士ですから、
自分をミニチュアにしたような娘さんに対して
カチンときたことが一度くらいあるのではないでしょうか。
私は数えきれないくらいあります。
そんな私ですが、
『子育ては楽しんだもの勝ち!』と常々思っています。
一瞬イライラしたとしても、あなたは大人、
そして娘さんはまだ生まれて3年そこらの
子どもなんだと再認識してみてください。
イライラしてしまうポイントにも、笑えるポイントがあったりします。
お子さんと同じ土俵に立ってしまうと、
それが感じられなくなってしまいます。
なので、まず、同じ土俵には立たないようにしましょう!
そして、私は、娘たちが反抗したり、
わがままを言って来たときは、笑うようにしています。
私が笑っているのを娘に悟られると
『もう、怒ってるのに、なんでママ笑ってるの!?』と、
娘の怒りがヒートアップしてしまうので、こころの中で笑っています。
『こんな言葉、どこで覚えてきたんだろう』
『全力で怒る姿、かわいすぎる』
などなど、一歩引くと、
笑えるポイント、楽しめるポイントが意外とあるものです。
私の経験からですが、よければ試してみてください!
あなたがイライラを上手に切り替えて、子育てを楽しめますように。
まとめ
3歳の女の子の育児を乗り切る最大のポイントは、
口達者といってもまだ3歳ということを忘れないことです。
同じ土俵に立たなければ、
イライラする頻度は格段に減り、
おもしろポイントまで見つけることができるようになります!
女の子は、男の子に比べ言葉が早く、
成長も進んでいる一方、男の子より繊細です。
あなたの声掛けひとつで、
自信を持てるか、自信を喪失するかが変わってきます。
叱るときは、それを肝に銘じて言葉を選んでください。
女の子は、大変だということを、散々書いてきましたが、
女の子には女の子特有の楽しさがたくさんあります!
言葉の発達が早い分、あなたの気持ちを察してくれますし、
会話をするのも年を重ねるにつれ、
友達と話しているような楽しさを感じられます。
また、一緒に買い物したり、
好きな人の話をしたりと、これから楽しみが待っています!
イヤイヤ期は、必ず終わりがやってきます!
あなたが、できるだけイライラを感じることなく、
女の子の育児の楽しさや充実感を味わえますように!