卒乳は赤ちゃんにとってもママにとっても大きいもの。
ママにとっては覚悟が必要なものでもあります。
卒乳したいけどなかなか進まない・・・そんなママさんもいるのでは?
今回は卒乳に必要なことをわかりやすくまとめました。
参考にしてくださいね!
卒乳できない原因は離乳食が進まないため?
そもそも卒乳できない原因は何なんでしょう。
ひとつの原因として離乳食があります。
離乳食は赤ちゃんが卒乳するための第一歩。
母乳やミルクからではなくごはんから栄養がとれるようにするために、
必要なことです。
この離乳食、たくさん食べてくれる子もいれば食べない子もいて。
離乳食が順調に進むことってそうそうないんですよね。
うまく進んでくれないと、なかなか卒乳も難しくなるんですよ。
もし食べない子であれば、一度離乳食を工夫してみるのもアリです。
例えば、味付けを変えてみたりベビーフードを使ってみたり。
赤ちゃんの中には濃い味の方が美味しいっていう子もいます。
あとは、甘さがあるものを使って食べやすいものを作ってみたり。
トウモロコシは赤ちゃんにとって美味しい野菜です。
甘みがあるのでとても食べやすく離乳食も進みやすいです。
中期くらいに差し掛かると1回食から2回食になります。
2回食になると食べる習慣をつけることが大切になります。
赤ちゃんがごはんに切り替えられるようにするのも、
この頃になります。
いかに離乳食を食べてくれるかが卒乳の鍵を握っています。
できる限り、赤ちゃんが食べてくれるメニューを組んであげてください。
離乳食がおいしいと感じれば、自然と量も増えてきますし、
母乳やミルクも減っていきます。
あとはその子のタイミングにもよるので、
メニューを工夫してだめだったらゆっくり進めてみましょう。
いつかは母乳やミルクを飲まずごはんを食べるようになってくれます。
焦りは赤ちゃんにも伝わりやすいもの。
ママさん自身も焦らずに進めてみてくださいね。
卒乳できない赤ちゃんへの対応策
離乳食を食べていてもなかなか卒乳が進まない赤ちゃんもいます。
その時は3つの対応策をしてみましょう。
母乳の代わりになるものをあげてみる。
母乳はごはんのほかにも落ち着く効果もあるものなんです。
母乳が飲みたいからじゃなくて、落ち着きたいから飲む子もいます。
なので、その代わりになるものを見つけてみましょう。
カジカジできて落ち着くものだったり、
赤ちゃんが母乳じゃないところへ興味を持ってくれるようにしましょう。
遊んだりすることに興味を持つようになれば、自然と飲まなくなります。
おっぱいバイバイのカウントダウンを一緒にしてみる。
急に止めるとなると赤ちゃんも戸惑ってしまいますよね。
余計に癇癪を起こして泣いてしまうことだってあります。
急に卒乳することがないように、事前におっぱいバイバイを伝えておきましょう。
来週からナイナイだからね、おっぱいナイナイと事前に伝えておくと、
赤ちゃんに多少なりとも伝わります。
伝える時はちゃんとジェスチャーもつけてあげてくださいね。
卒乳してもおっぱいを飲んでいいとする。
卒乳だからもうおっぱいはおしまい!ってそうもいきません。
赤ちゃんだって生まれてからの習慣があります。
いきなりないだと困ってしまうものなんです。
卒乳の程ではあるけれどすごいほしがるのであれば、
おっぱいをあげましょう。
少しずつ飲む量を減らすのも卒乳には大切ですよ。
以上が対応策になります。
1番心掛けるのは無理に進めないこと。
無理に進めるのはママさんや赤ちゃんにとって、
よくありません。
無理せずに卒乳を進めていきましょう。
卒乳できないデメリットは
無理のない卒乳が大切ですが、
卒乳できないデメリットは何でしょう。
それは、赤ちゃんのおっぱいへの依存度が高くなってしまうこと。
赤ちゃんは日に日に自我が芽生えて、
自分の意思を伝えられるようになります。
自我が少ない時に卒乳できればそこまで依存がないんですが、
自我が芽生えた頃の卒乳は難しいものです。
これじゃなきゃ嫌、飲みたい!っていう意思表示が強くなります。
くれるまで泣き続けたり、中には癇癪を起こす子もいます。
そうなると、ママさんの負担も大きくなります。
大きくなればなるほど卒乳は難しくなると頭に入れておいてください。
完全に卒乳じゃなくても、
夜間断乳や日中断乳などおっぱいを飲まない時間を、
長く取れるようにしてみるといいでしょう。
依存度が高ければ高いほど、難しい卒乳。
いきなりじゃなくても、順を追って卒乳できるように、
やりやすい方法でやってみてくださいね。
まとめ
卒乳って本当に大変ですよね。
いつ頃にやめた方がいいのかなんて書いてあるわけでもないし。
色んな人から聞いた情報で卒乳を始めるママさんも、
きっと多いでしょう。
最低3日、長ければ1週間の時間がかかることを覚えておきましょう。
大人みたいにすぐできるわけじゃない。
赤ちゃんはゆっくりとできるようになるので、
その間は辛抱して耐えましょう。
卒乳は大変ですが、卒乳できちゃえばママさんもホッとします。
その子その子に合わせたやり方でやってみてくださいね。