受験生の娘の反抗期に親はどう対応すべき?大事な時期を悔やむ前に

子育て悩み

「受験で将来が決まる。」なんて言われているほど、

子供にとって受験は大事な勝負でもあります。

 

もちろん親としては、

憧れの学校に通う子供の姿を見たいですし、

最終的には希望の職業に就けるよう応援したいですよね。

 

でも、もしもそんな大事な時期に “反抗期”が訪れたら・・・

「勉強なんてしたくない!」

「受験なんてしたくない!」

そう言い始めてしまうこともあるのです。

 

受験生である本人が一番にプレッシャーを感じ、

沸き起こる好奇心を封印して頑張っています。

 

当然、そうなると大きなストレスを抱えることにもなり、

物事への反抗心が強くなりやすいのです。

 

反抗期が訪れることは子供にとって必要な成長過程です。

親としてしっかり支えてあげたいのですが、

親である自分も受験に対しての

プレッシャーからはなかなか逃れられませんよね。

 

「受験、反抗期、乗り切れるか不安・・・」

そう悩んでいるあなた!この記事を読めば不安も安心に変わります!

大事な時期を親子ともに乗り越えるための対応策をご紹介します。

では早速、見ていきましょう!

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反抗期の娘に親がすべきこと

そもそも“反抗期”とは、

・親からの自立をしていくための期間

・自分なりの考え方を作り出すための期間

など、成長において誰もが必要とする大事な期間です。

 

この反抗期をうまく乗り越えると、

個性を持って生きていく力=自立心が芽生えます。

 

自分に似合うもの、向いているもの、

興味のあるものを選んで前に進んでいく

ことができるようになるのです。

 

そんな大事な期間である反抗期、

親はどう接するべきなのでしょうか?

 

いつもと違う行動を否定しない!

ついやってしまいがちなのが、

子供の行動を否定してしまうことです。

 

反抗期にさしかかると、遅い時間に帰るようになったり、

強い口調でものを言うようになったり、

とくに女の子は派手な服や音楽を好むようになる

などの行動に変化が起こります。

 

そんないつもと違う様子に注意をしてしまいがちですが、

ここで子供が自ら選んだものを否定してしまうと、

反抗心が強くなってしまいます。

 

まずは、子供が自分から選んだことは受け入れてあげましょう。

遅い時間に帰って来ても、叱らずに優しく迎えます。

 

どうしてそうしたのか?

と親ならば理解したい気持ちが強くて当然ですが、

あくまでも否定的な言い方はせず、

友人に語りかけるような感覚で穏やかに対応しましょう。

 

話しかけすぎは逆効果!

子供のことが心配な気持ちが増して、

「ちゃんと宿題やった?」

「明日の準備した?」

ついこんな質問をしてしまいがちですが、

反抗期にさしかかるとそれは子供にとって拷問なのです。

 

親が思っている以上に、

自分の身の回りのことをしっかりと考えて行動しています。

 

成長過程である反抗期は特に、

わかっていることを言われるのを嫌がります。

 

ちゃんとやれているのか気になる気持ちを抑えて、

まずは見守ってあげると良いです。

 

言葉数が減ってきてしまうことを恐れて声をかけ続けるより、

子供から話しかけてくるのを待ちましょう。

 

支える側の役割を決める!

子供の反抗期を親ひとりで抱えるのは大変です。

夫婦でうまく相談し、飴と鞭を分担すると良いです。

 

特に母子家庭の場合は、

学校の先生や自分の親などに力を借り

ひとりで抱え込んではいけません。

 

自分の子供だからとはいえ、

反抗期となると関わり方を慎重に考えなくてはいけません。

本当に良くない部分を叱る役と

、子供の意見を認めてあげる役が必要です。

 

両親ともが子供を否定してしまうと、

子供が非行に走るなど、

反抗期の環境が人間形成に大きく関わる傾向にもあるのです。

大事な時期ですので、支える側も協力し合って乗り越えていきたいですね。

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受験生の娘の志望校を見直す

反抗期受験が重なり、

子供への負担が大きくなっているように感じるならば、

志望校を変えてしまうのも1つの方法です。

 

ほとんどの受験生が自分の実力よりも上の学校を目指しますが、

もっと勉強しなければいけない不安と緊張

多くのストレスを感じています。

 

とくに、親が提示した学校を志望する場合、

周りに期待されている分

あきらめるわけにはいかず、プレッシャーは膨らむ一方です。

 

無理やりレベルの高い学校を受験させ、

仮に不合格になってしまったら、

子供の自信喪失や人生の挫折にもつながってしまいます。

 

そうならないよう、子供が辛そうならば

無理なく目指すことのできる志望校にレベルを引き下げたり

子供が自ら興味を持った学校を

優先して志望したり、シフトチェンジをしましょう。

 

例えば、本人に選ばせる場合は

「この学校は○○ができるみたい。」

「この学校も○○がすごいよ。」

と他にも校風などのメリットを添えながら

学校の候補を増やすと良いですね。

 

親が提示した学校を志望している場合には

「この学校もあの学校(志望校)

と同じ○○の授業を受けることができるよ。」

など、現在の志望校との共通点を挙げ、理想に近づけさせると良いです。

 

レベルが高い低いも含め、良い学校はたくさんあります。

どの学校を選び、合格し、通ったとしても、

本人次第でその先の未来は変わります。

 

重要なのは、子供本人が後悔をしないような志望校選びなのです。

反抗期を迎える子供の様子を見守りながら、

そのうちの1つの手として志望校を変える

ことを検討してみてくださいね。

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反抗期の娘へのNGな言葉

ただでさえ受験でストレスを感じている子供にとって、

反抗期はかなり辛いものです。

 

自分の思うように感情のコントロールができず、

どうしてもイライラしてしまいます。

 

そんな苦しい状況にいる子供に対し、

かけてはいけない言葉があります。

より反抗心を増してしまわないように、

NGワードを押さえておきましょう!

 

「ちゃんと勉強しなさい」

大人が思っているよりも、

子供はやらなきゃいけないことをしっかり把握できています。

 

反抗期ならばなおさら、

わかっていることを責められるのは辛いものです。

 

しかし、思うように気持ちが向かず

手を付けられずにいる状態なのです。

 

まずは、そんな状態から

抜け出させてあげられるよう、サポートしなければいけません。

少しでも気持ちが前に向くように

勉強に取り組みやすい環境を整えたり、

受験から少し離れて気分転換をさせてあげたり、

叱る以外にできることはたくさんあります。

親も受験に対して敏感になってしまいがちですが、

あくまでも子供が主役の受験になるよう支えてあげましょう。

 

「だいたい、いつもこうだ!」

ただでさえ責められることに耐えられない反抗期に、

何かと付け加えて叱るのは子供にとってかなり大きなダメージです。

 

自分の何もかもを否定されているように感じてしまい、

より反抗心が強くなってしまいます。

 

注意したいことがいくつか浮かび上がっても、

まずは1つだけを警告します。

このときに責めてはいけません。

子供がそうしてしまった理由を聞いてあげながら、

ひとりの大人として認識し、穏やかに注意をしてあげましょう。

 

子供の人格や存在を否定しないことが最重要です。

反抗心を増やさず、余計なストレスを感じさせないよう、

親としてできることをしていきましょう。

 

2つのNGワードをご紹介しましたが、

反抗期や受験にかかわらず

子供に対して使うのは控えたほうが良さそうですね。

 

自分の存在を否定されると、

大人でもムカついてしまうときがありますよね?

まずは、意思を受け入れて認めてあげる、がポイントですね。

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まとめ

受験と反抗期のダブルパンチは

子供にとってものすごく大きなダメージ

あるということがわかりましたね。

 

思うように気持ちをコントロールできない状況を理解し、

負担を減らしてあげながら受験と向き合っていきましょう。

 

・反抗的な行動を否定しない。

・余計なストレスを増やさないよう口を出さずに見守る

・状況によって志望校を変えることも検討する。

・夫婦や家族、学校の先生など相談し合って親ひとりで抱えない。

 

受験と反抗期に挟まれ、一番辛い思いをしているのは子供です。

それを支えてあげられるようサポートをしていくのです。

 

だからといって親である自分だけで抱え込もうとせず、

周りにいる大人の手助けも借りることを忘れないでくださいね。

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